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目黒星美学園中学高等学校

作業時間が短縮され、その時間を指導や研究に振り分けられます

  • 生徒ごとの受験スケジュール等、進路機能も充実!
  • 自由に外部模試の結果を取り込み!

グレード制(習熟度)のきめ細かな成績管理!

目黒星美学園中学校・高等学校は1学年約100名、全校で約600名の生徒が在籍するカトリック・ミッションスクール。
「スクール マスター」導入にあたった学習指導部の小池哲二教諭・進路指導部長の北野勝利教諭・大串厚教諭・村井純教諭に話をうかがいました。

導入の経緯をお聞かせください。

小池:それまでは教員が自主的に作ったプログラムで定期試験の成績処理を中心に処理していましたが、学籍や調査書などできるだけ一括して処理をしたいと考え、教務が中心となって検討し、平成17年度に導入しました。

どこがよかった?

小池:数社にヒアリングをしましたが、本校では本当に必要な機能が欲しかったのと、あとからでも簡単にカスタマイズやプログラムの追加に対応してくれるところです。使いはじめてみると、ずいぶん省力化が図れました。導入コストが押さえられたのも魅力的でした。

北野:指導要録と通知表が一つの作業でできるので本当に楽になりました。下書きデータを流し込むだけでいいので作業時間が短縮され、その時間を指導や研究に振り分けられます。

貴校独自に工夫された点は?

小池:本校ではグレード制(習熟度)をとっており、特に3年生と4年生(中3と高1)で5教科の総合点によるグレードをつくっています。このグレード分けするときに正確に並べ替えられてきちんと順位がつくこと、属しているグレードを入れておく場所をつくることなど、まったく今までのフォーマットにない仕組みをつくってもらうようお願いしました。当然それは成績や進路指導にもリンクするようにしています。

運用は?

小池:職員室の奥に成績処理室をつくり、専用サーバーを置き、入力用パソコンを9台設置しています。この部屋のパソコンはインターネットには接続させていません。「スクールマスター」専用端末としてデータの流出を未然に防ぐ構成にしています。先生方には空き時間を利用して入力をしてもらいます。

北野:入力の指導は、担任が副担任に、ベテランが新人という具合に先生方同士で使い方を教え合ってもらって、技術やノウハウを誰もが同じように蓄積できるようにしています。

今後のシステム開発の計画は?

小池:今年度は進路指導によりフィットするシステムをウェルダンシステムさんと計画中で、推薦入試には間に合いませんが、12月以降の大学入試本番に本格運用できるよう準備を進めています。

目黒星美学園では、「スクールマスター」が校務の作業効率化に大きく寄与し、正確なデータ蓄積や帳票出力、先生方の業務軽減で成果を上げ、進路指導にも活用の場を広げようとしています。

使い勝手や感想・要望をお聞かせ下さい。

統一のシステムを利用することでたくさんの情報を共有することが可能になり、一度入力したデータを複数の帳票に一気に反映させることができるようになりました。データ転記の手間やその際の確認ミスも無くなり、最小限の手間で各帳票を作成することができるようになりました。今までの手間がうそのようでまさに労力の『省エネ』を実感しています。

導入当初はパソコンそのものの操作に不慣れな先生も居てとても大変でしたが、【スクールマスター】はそんな先生でも感覚的に操作できるくらい分かりやすい設計ですし、仮に分からないことやトラブルがあってもヘルプデスクに問い合わせればすぐに迅速な対応をしてもらえますので非常に助かっています。今では各教員がすっかり【スクールマスター】に慣れて、とてもスムーズに運用できています。また、複数のPCでいつでも同時に作業が出来るので、各々のスケジュールに合わせてデータをストレスなく入力できるのも良いですね。また、先生方がシステムを理解していくことで新しい要望も出てくるようになりましたが、その都度システムのカスタマイズの相談が安価にできるので、学校の運用に合わせて柔軟にシステムの拡張をしております。これからも引き続き学校の個性を尊重し『対話』を重視したサポートをお願いしたいと考えています。

出展:学習情報研究 平成22年6月15日号
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