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明治学院中学校・明治学院東村山高等学校

カスタマイズも含めて一つの完成されたシステムになった

  • 難しいシステム移行をスムーズに実現!
  • 手厚いサポートで入試・教務を安定稼働!

前システムからのスムーズな移行に満足!

2014年度に他社システムからリプレイス導入。様々な課題がある中、スムーズなシステム移行を実現した。麓治夫氏と雲嶋美保子教諭に導入に至る経緯とその効果を伺った。

導入の背景は・・・

システムとしての安定的な運用を求めて

明治学院中学校・明治学院東村山高等学校(東京都/青本 健作理事長)は、豊かな自然と最新の学習施設が調和したキャンパスのもと、中高6年間の学びを通してキリスト教に基づく人格教育「道徳人・実力人・世界人」の育成をめざしている。

こうしたなか、平成26年度から中高一貫の教務支援システムとして活用しているのが、「校務の効率化で、空いた時間を生徒のために!」をコンセプトに、日々の煩雑な事務作業から教員を解放することを目的に開発された『スクールマスター』だ。

本システムは、通知表、指導要録、調査書、成績資料等の作成を始め、学校ごとに異なる帳票や各種選択教科の管理まで対応するなど、学校独自の教務処理ソフトとして活用できるのが特長。同校が導入するきっかけは、前教務システムの保守契約終了に伴い、新たなシステムを探す必要が生まれたことだった。


雲嶋 美保子教諭

採用に関わった雲嶋 美保子教諭は、「何よりも中高合わせて1,200人に及ぶ生徒数を抱えるシステムとして、安定的な運用が図れることを重視しました。その上で、従来と使い勝手が似ているものや価格が魅力といったものなど数社のシステムと比較しましたが、データの移行作業まで行ってもらえることに加え、学校での豊富な実績を兼ね備えている点が決め手になりました」と振り返る。

また、教職員全体の利用を見据える中で、メニュー画面が分かりやすいなど誰でも簡単に操作できる長所を挙げ、システムにさほど詳しくない自分でも使えると判断したという。

導入の成果は・・・

多岐にわたるカスタマイズにも柔軟に対応

一方、『スクールマスター』のもう1つの長所は、学校ごとの特色に合わせたカスタマイズが柔軟にできることである。導入にあたっては、課題となっていた以前のプログラムに近づけることにも着手した。「なぜなら、本校の場合は系列大学に学年の半分が進学すること。しかも、近年では推薦入試も増えていることから、学校の中の評定をきっちりと示す仕様にはこだわりがありました。そうした点でも細かいところまで相談に乗ってくれるなど、こちらの度重なる要望に応えてくれたと感謝しています」


麓 治夫氏

また、それ以外の帳票など学校に合わせたカスタマイズの注文も多かったと指摘するのは、事務を担当する麓 治夫氏だ。
「というのも、以前のシステムはカスタマイズを積み重ねたことにより、別ファイルが膨らみ過ぎて年次更新ができないなど、学校側だけでは対処できない部分も多くあったからです。そのため前年から始まった移行期間には、密に連絡を取り合い、その都度状況を把握してもらいながら作業を進めてもらいました」と語る。

加えて、現在も修正があればその都度対応してもらっているそうで、「それゆえ、今回はカスタマイズも含めて1つの完成されたソフトウェアになったと自負しています。この差は非常に大きいですね」と手応えを口にした。

評判は・・・

事務作業の負担を軽減

現在、教員は『スクールマスター』を成績表や通知表、要録の作成を中心に活用。データの取り込みはセキュリティに配慮し、職員室に設置した7台の専用PCを使っている。

気になる導入後の評判について聞くと、「もちろん、先生方は頻繁に使うわけではないので、新しいシステムの操作に慣れるまでは時間がかかる部分もあります。しかし、事務作業的には証明書の発行や学籍情報の編集などもスムーズになったほか、csv形式でデータをすべて書き出せるようになって、負担が格段に減ったと思います」

また、誤りが許されない入試情報も合否の結果を始めとする手続きなどが一括管理できることから、ミスが起きる可能性も極力少なくなり、安心して使えるようになったと続けた。

手厚いサポートも味方に

あるいは、導入後の円滑な運用を実現するサポートについても、「導入段階からずっと担当するSEの方が、ほぼ専属に近いかたちでサポートしてもらっているのがうれしいところ。したがって、何かあったときも迅速に対応してくれるのが心強いですね」と教務支援システムを専門的に扱う同社ならではの取り組み姿勢を評価した。

さらに、今後の抱負については「できるだけこのシステムを長期にわたって使っていきたい」と麓氏は意欲を示す。それは学校の仕様に沿った細かなカスタマイズも含め、移行期と本格稼働後の1年間をかけて、そのための準備をしてきたという『スクールマスター』への信頼があるからだろう。

出典:日本教育新聞 平成28年5月16日号
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